北杜市の協力と対応
設置後パスウェイ内の映像を24時間録画し、動物の利用状況をモニタリングしました。敏捷な動物の動きを記録して今後の研究に活かすため、限られた予算の中でできるだけ高画質の映像を保存するよう心がけました。

北杜市のシンボルはひまわり、赤松、フクロウ、オオムラサキそれにヤマネです。北杜市長はヤマネの保護に対して公道上にアニマルパスウェイ建設を約束し、市議会にて説明予算化して頂きました。引き続き、1号機の建設から2年を経て、2号機を建設することを決定して頂き、2010年3月に建設しました。
計画と建設
下の赤いピンの位置が北杜市1号機(上は2号機)。
選定場所は、財団法人キープ協会の前の市道を八ヶ岳に向かって約500m上った位置。
モニタリング記録映像
また、モニタリングシステムの計画・設計は大成建設とエンウィットで行いました。設置から1年間で800回以上の樹上性動物の利用を確認しました。
ニホンリスの利用映像です。向こうからこちらに向かって歩いてきます。
※掲載準備動画
- ヤマネの利用映像です。橋の右脇から現れ、途中まで渡りますが、ロープを使って戻ってきます。
- ヒメネズミの利用映像です。 食餌の風景です。
- テンの利用映像です。向こうからこちらに向かって歩いてきます
- ニホンリスの利用映像です。向こうからこちらに向かって歩いてきます。
- 野鳥の利用映像です。